2016年05月31日

からだと心を整える「食養生」

東洋医学の視点から、健康な生活にとって本当に必要な「食養生」の基本の考え方をお伝えしようと思います。
この本を読んだら早速実践してください。
数か月続けると心とからだの変化にきっと気づくはずです。
「著者より」




からだと心を整える「食養生」 ――食より大切な思考と実践

辻野将之
講談社
2015.1.25


目次
・第一章 健康情報にふりまわされる現代人

・第二章 日本人は何を食べればいいのか

・第三章 からだを整える食べ方

・第四章 水の飲み方

・第五章 呼吸と運動

・第六章 太陽のリズム

・第七章 心の養生

・第八章 食べる事は命をいただくこと

・第九章 調味料の選び方

・第十章 現代の食養生

・食養生活用編


「食養生」というタイトルではあるが、いわゆる漢方の薬膳の本ではないです。
つまり、マクロビオテック関係の本。

最初手に取ったとき、「ああ、どうせカッチコッチの玄米菜食本だろうなあ」と思っていたが、読むうちに、良い意味で予想を裏切られました。
著者が説くのは、「からだと心を整える」ための食用であって、動物を食べないから殺生していないとか、動物食イコール脊髄反射的に悪いとは決めつけてないということです。
(植物だって立派な生き物です、苦笑)
お酒や肉魚や砂糖であっても、ダメではなく、種類と取り方を選べばよいと著者は説きます。

何より、この本は巷にあふれるダイエット本や健康本ではなく、「からだと心を整える」ための本なのです。
からだと心を食養生によって整えることこそが、人間本来の食べ方、眠り方、生活の仕方を取り戻すために必要なことであり、結果としての健康と幸せなのだと著者は説いています。

圧巻なのは、最終章の「食養生活用編」。
健能×食養生、長寿×食養生、三大疾患×食養生、出産育児×食養生、緊急時×食養生などなど、実際のケースバイケースでの具体的な食養生実践法がわかりやすく書かれており、役に立つ本です。
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2015年12月23日

タオ・ストレス低減法

「道教(タオ)」に基づく精神的・身体的なストレス低減法を心理学者で武道家でもある著者が解説。
不眠・携帯依存・過食(拒食)・買い物依存・過干渉・あがり症など,豊富な事例からストレスの原因となる「かたより」を導きだし,「無極」を基本とした思考過程の習得と「気功」のエクササイズで,ストレスの調整をはかる。
Amazon内容紹介より

タオ・ストレス低減法: 道教と気功による心身アプローチ

ロバート・G. サンティ
北大路書房
(2014/11/1)


目次
・第一章 ストレスと道教を理解する

・第二章 生活をシンプルにする

・第三章 欲望を減らす

・第四章 心を静めて空っぽにする


タイトルや出版社名からしてお堅い学術的な内容を想像してしまうが、さにあらず内容は順序だっていてわかりやすい。
内容説明にもあるように、「ストレス低減」を主眼として書かれた本であり、その骨子として道教的発想法・思考法が取り入れられており斬新的。
著者はハワイの人であるので、本書に載せられている体験談は全て海外の人のものです。

たんなる発想法や思考法だけを書いた本なら類書は山のようにあるが、本書の場合、各章の最後にプラクティス「実践」として八段錦と易筋行が紹介されており異彩を放つ。

各章のタイトルは仰々しく、いかにも外国人が好きそうな東洋の神秘的タイトルとなっているが、タイトル倒れにならないよう、体験事例、古代の書物からの教え、プラクティスと実にバランスよく工夫されていてとても読みやすく理解しやすい。

過激な体操的気功法や過激なストレスフル気功をやっていて、何かが違うと疑問を持っている人には格好の修行の教科書になりえる良書。
もっと効果の高いストレス軽減法を求める全ての人に向いている本。

身体に過激な高藤流仙道のものとはまた違った、体に優しい小周天のやり方も載っています。
posted by ポンタ at 22:45 | Comment(0) | 気功・仙道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする